こんにちは、ハルです。
前回の続き、8日目最終日の話です。
セブ市内のエリザベスモールにてセブ音楽祭&ファイナルコンサートをしました。
一階入り口での即興演奏から始まり、フードコートでの子ども達とのパレード。
音楽祭ではスタジオキッズ単独での演奏披露や、UUUと地元大学オーケストラとの共演を果たしました。
ラストは定番の「Music Unites the World」で会場一体になって踊り、
大盛況のなか幕を閉じました。
すべてのコンサートを終えた充実感、みんなが一つになる喜び、
共に過ごしたスタジオキッズの子ども達や現地スタッフとのお別れ、
感動と涙がたくさんそこにありました。
今回同行して感じたこと、
それはどこの会場に行ってもすべての子ども達の目が輝いていたこと、
音楽のチカラによって一体になり、喜びと感動で溢れていたことです。
例えば、音楽はクラシックじゃなくたっていい。
ただ、音楽の選択のひとつにクラシックがあったっていい。
幸せを運んでくるチカラのひとつになってほしいと心から思いました。
一番嬉しかったことは
ファイナルコンサートで、UUUの演奏を聴いている子ども達の表情です。今でも目に焼きついています。
子ども達が笑顔いっぱいで音楽を楽しんでいて、目を輝かしている、そんな光景にしばらく目が離せなくて、その瞬間は時間が止まったように感じました。なんだか嬉しくて涙が出ました。
これからこの子ども達はどんな風に音楽と関わって成長していくんだろう。
どんな風に大人になっていくんだろう。
クリスティーンというトランペットの女の子が舞台に上がる前に
自分に話しかけてきました。
彼女は演奏するまえにスピーチをするのもあって、すごく緊張していることをナーバスな表情で言ってきました。
自分は前日に覚えた英語で「Everything will be alright!!」と
彼女の肩を叩いて励ましました。
演奏が終わって舞台から降りて彼女とハイタッチをした時、
大仕事をおえた安堵の彼女の表情が自分も本当に嬉しかったです。
UUUのコンサートツアーも終え、メンバーも日本に帰っていきました。
セブはいつものようにジプニーがけたたましく走り、真夏の青空と陽気な毎日。
セブンスピリットの子ども達もまた、スタジオに通う日常生活が再び始まりました。
今回のツアーでの沢山の思い出達、
子ども達が成長していつか大人になっても心の片隅に残ってくれるといいな。そんな風に思いました。
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