こんにちは、元インターン生の山村です。
今、実はマレーシアでこのブログを書いています。セブを離れて1週間。
セブンスピリットで過ごした2か月間は、本当にあっという間でした。
私にとってこれが初の東南アジアだったこともあり、
最初は色々と衝撃でした。笑
パワフルな子どもたちに圧倒されて、
自分はこの子たちの輪の中に入って教えることができるんだろうかと、
最初はとても不安でした。
でも、セブンスピリットの子どもたちは本当に素直でかわいくて、
''Ate Blue!!''(Ate=お姉さん、Blueは私の名前、あおいから名づけられたイングリッシュネームです笑)とか呼ばれるようになって、
最後はこんなに別れが辛いほどになりました。
良い「先生」にはほど遠かったけど、
セブンスピリットで過ごした時間は特別で、
逆に私の方がたくさんのことを学びました。
そんな感謝の気持ちをこめて、最後のクラスでは
セブの言葉でメッセージを伝えてみることにしました。
実はセブ滞在最後の2週間だけ語学学校に通っていたのですが、
フィリピン人の先生に頼んで英語のメッセージをセブの言葉に訳してもらいました。
発音の練習までしてもらって、もはや英語の授業ではありませんでした。笑
セブンスピリット最後の日も、いつものように練習が始まって、いつものように終わって。
明日出発という実感が湧いてこないまま、最後にみんなが集まる時に読ませてもらいました。
伝わっているのか不安になりながら、"Do you understand?"と何回も尋ねますがどうやら分かっている様子。
そしてあるところに差し掛かった時から、子どもたちが泣き始めました。
発音の練習をしたとはいえ、内容が分からないので自分が何を言っているのかは分からない。笑
でも、多分「みんなと過ごせて本当に良かった。本当にみんなが大好きだから、いつか戻ってきたい。」というあたりだったと思うので、
きっと私の気持ちは伝えることができたのかなと思います。
私は頑張って涙を堪えました。笑
それから、誰からともなくセブンスピリットおなじみ、サンボマスターの「希望の道」の合唱が始まったりして。
日本語の歌詞を完璧に暗記していることにまず驚きましたが、
今まで将来の夢なんて考えることもできなかった子たちが、
歌詞の意味を知らないまま、この歌を無邪気に歌っているのを聞くと、
何か切ないような、何とも言えない気持ちになって、
何度聞いても鳥肌がたちます。
「指揮者になる」「ミュージシャンになって日本で演奏する」
子どもたちの、それぞれの夢が叶うことを、心から願っています。
また必ずみんなに会いに、セブに来ようと思います!
子どもたち、フィリピン人スタッフのみんな、ミュージックトレーナーの永田さん、
そして代表の田中さん、本当に本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
Dahang Salamat!!