こんにちは!
インターン生の西畑です。先週の日曜日から少しの間、セブ島に遊びに来ています。セブンスピリットにも顔を出しにいき、久しぶりの再開を果たしました。
そんな中、大変だったのよ!と、現地スタッフの子達から、こんな話を聞きました。
その名も『エラのやきもち事件』
セブンスピリットにはエラ、という名前の八歳の女の子がいます。
身体も他の子ども達より一回り小さくて、私が去年の八月にスタジオへ行った時は、彼女がセブンスピリットの中で一番年下の女の子でした。
子ども達からも可愛がられるような女の子で、彼女はいつも現地スタッフのドロシーや、ジョナリンの膝にちょこんと乗っていました。
しかしセブンスピリットには沢山の新入生が入ってきました。去年の八月にいなかった子ども達がスタジオにはたくさんいて、私も覚えるのに必死な位です。
小さなエラもお姉さんになりました。
彼女より年下の子ども達も練習に参加するようになり、現地スタッフの皆は新しい子ども達につく時間が増えました。
そんな中で事件が起こりました。。
ある日、練習の時間にエラの姿がみあたりませんでした。心配した皆がエラを探してみると、スタディールームという部屋にエラがいたそうです。
しかし、現地スタッフのドロシーが扉を開けようとしたら、鍵がかかっていて中に入ることが出来なかったそうです。
ドロシーの話によると、エラは自分よりも年下の子ども達が入ってきたことによって、ドロシーや他のスタッフが皆自分を見てくれなくなったと思っていたそうです。
そして、『もうみんな、私のことを愛してないのね。』と言って、彼女一人、その部屋で泣いていたそうです。
ドロシーは『そんなことないよ!私は子ども達皆が好きだし、あなたも大好きよ!』と扉の向こうから説得しました。三十分ほどしてから、エラは扉を開けて、その事件は解決したそうです。
私は、話を聞きながら、本当に可愛いなぁと思いました(^O^)
それに、エラは意外に強くて、男の子と喧嘩をしても、相手を泣かしちゃうよう子なんです。私は、泣かない子だと思っていたのでビックリしました。しかし、まだ八歳。甘えていたい年頃ですよね。
しかし、『小さなエラだから、やきもち焼いちゃったんだね!』と、私が言うと『エラだけじゃないのよ!高校生の皆もなのよ!』と返されました。(笑)
え、高校生も!?とちょっと驚きました。
ただ、新しい子ども達が増えて、今までの子ども達が『先輩』になったということは、きっとこれからの練習や演奏で、自分達の知識をシェアしたり、抜かれたくない!と意識をもっと高く持てる大きな機会になったのではないかなと思います。
私も部活動をやっていた時は、後輩が出来てから伸びたので、子ども達もきっとこれから急成長するのではないかなと思います。
これからは、お兄さん、お姉さんとして頑張ってね!と彼らにエールを送りたいです(^O^)
それにしても、やきもちって可愛いですね。高校生もやきもち焼いちゃうんですね。これはしばらく現地スタッフの皆さん、大変そうですね!
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